庄内町と旧松山町の景勝と先駆者の跡を訪ねる
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟田川支部
新つるおか2011年11月20日No.1765
治安維持法国賠同盟田川支部は３日、「秋の景勝と先駆者の跡を訪ねるツアー」を行いました。
ツアーでは、治安維持法で犠牲になった池田郁(旧姓阿部)の生家・阿部善兵衛顕彰碑、太田五朗の生家及び墓地・勤務していて検挙された校舎、相馬勝義生家、阿部正雄生家庄内町の梵天塚、亀の尾の里資料館、松山町の阿部記念館を訪れ、治安維持法で弾圧を受けながら社会進歩のためにがんばった先人の闘いと活動を学び、偲びました。
ツアーでは、庄内町の佐藤一彦さんがガイドを行い、松山町の遠藤祝さんが自らの特高警察による検挙取り調べなどの体験を話しました。
また青木昌生さんが、治安維持法による政治犯、思想犯を収容していた豊玉刑務所(後の仲野刑務所で現在は平和公園になっている)の残されている門の写真や取り壊し前の航空写真、ＧＨＱが治安維持法の検挙者を釈放するように求めた際に作られた全国の検挙者名簿の写真をしめして説明しました。
収穫後の庄内平野と最上川、日本海が望め紅葉の綺麗な眺海の森で昼食、秋の景色も堪能しました。
加藤太一市議、佐藤正弥三川町議、工藤範子庄内町議も参加しました。