鶴岡市議会９月定例会 終わる

住民守る自治体本来の役割を

新つるおか2011年10月9日No.1758

　鶴岡市議会９月定例会が28日閉会しました。

　今議会には、当局提案議案として平成22年度決算議案３件の他、平成23年度補正予算６件等26議案が提案され、決算議案２件は賛成多数で、その他の議案は全会一致で承認・議決されました。

　日本共産党市議団は決算議案２件に反対しました。

■23価ワクチンや免税軽油の請願採択

　党市議団が紹介議員となった「23価ワクチンへの公費助成を求める」「漁船用軽油にかかる軽油引取税の免責に関する」「免税軽油制度の継続を求める」請願は採択。「30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係わる」請願は、日本共産党市議団、市民クラブは賛成、新政クラブ、政友公明クラブ、無所属議員の反対で否決されました。

　「羽黒地域の学校給食の供給方式に関する」請願は継続審査となりました。

■高校授業料の意見書が採択

　また、党市議団が提案した「高校授業料軽減措置の継続・拡充を求める」意見書の他、合併特例債の発行期限の延長を求める意見書などが採択されました。

　党市議団は、加藤鉱一議員が総括質問、各議員が一般質問に立ち、市民要求実現と住民を守る自治体本来の役割を強く求めました。