平和都市宣言を提案

　市議会３月議会に「鶴岡市平和都市宣言」が提案されました。

　２００７年３月に「鶴岡市平和都市宣言に関する請願」が採択され、08年２月に市から「宣言案」が議会に提起されました。

　しかし、宣言案の内容は「核兵器の廃絶」が消え「大量破壊兵器の根絶」になっていたため共産党市議団は核兵器廃絶を入れるように主張していました。

　昨年９月に議会として市当局に、宣言案を再検討するように申し入れを行い、今回の提案の原案が示されました。

　今議会に提案された「平和都市宣言案」は、党市議団の修正案などが反映したものになっています。

鶴岡市平和都市宣言（案）

　世界の恒久平和実現は、人類共通の願いです。

　しかし、いまなお武力紛争等により尊い生命が奪われ世界の平和に大きな脅威がもたらされています。

　世界唯一の被爆国である日本に住む私たちは、核兵器をはじめとする大量破壊兵器の速やかな廃絶を訴えます。

　私たち鶴岡市民は戦争のない永遠の平和と文化の構築を強く決意し、ここに「平和都市」を宣言します。