▼月２回発行の「新やまがた」縮刷版・第７巻（４５２頁）が発刊されました。
収録期間は２００１年９月９日～10年９月26日までの９年分。１頁目（１２４８号）は「橋の１本や２本倹約しても」「知事が30人学級実施を表明」「県連絡会、熱望にこたえるものと評価」が見出しです。
▼99年春、私が県議選に立候補した時の重点公約は「30人学級」実現です。
しかし、当選直後は高橋知事の「笹かま」事件や「談合問題」の真相解明に追われ「30人学級」実現の道筋は、なかなか見えませんでした。
▼01年１月知事選で「明るい会」の候補者・鈴木輝男さんは、重点政策に「笹かま事件の真相究明」「乳幼児医療費無料化」「30人学級実現」「青田刈り反対」を掲げ戦い善戦。３選を果たした高橋知事は「７月から乳幼児医療費無料化を実施する」と記者会見で表明。県下35市町村が６月議会で条例化し７月から実現しました。
▼８月の記者会見では「30人学級」実施を表明。全国初の「30人学級」実施方針は大きな波紋を呼びました。
当初、自民党県議団は「反対」を表明ましたが、「実現」を要求する県民の声に押されて方針転換しました。
▼１２５０号の見出しは「知事の堅い決意うけて」「30人学級実現に全力」「金森知事が県民連絡会に答える」とあり、状況変化が分かります。
▼定価は５千円。１頁当たり10円。安くはありませんが「縮刷版」を手に取れば県内の民主求運動の様子が分かります。ご購入をお勧めします。（県議 笹山 一夫）
