■契約が低価格関徹議員は、入札制度の問題を取り上げ、「地域庁舎のバス運行業務の委託契約で、地元業者ではなく地域外の業者が低価格で落札した。これまで働いていた運転手は落札業者に雇用されたが賃金は大きく落ち込んだ。こうした契約にも低入札を防ぐ調査基準価格や総合評価制度を導入すべきではないか」とただしました。
加藤淳一総務部長は、「この制度は建設工事関連の制度として導入し、契約の事例は全国的にも少ない。契約に総合評価制度の導入事例は見られない」と答
えました。
■ニコ・フルに窓口
今年度、身体・知的・精神の３障害を一体的に相談できる窓口がニコ・フルに設置されましたが、関議員は精神障害者の相談窓口について、「休日や夜間など24時間体制で応じることができないか。地域のネットワーク化をはかる協議会はどうなっているか」と質問しました。
山木知也健康福祉部長は、「24時間３６５日体制は考えていないが、時間外の医療的な面での対応も考えられるので、今後の状況を見て検討したい。障害者自立支援協議会を今年度設置したい」と答えました。
関議員は鶴３中の耐震補強工事についても質問し、森博子教育次長は、「工事期間の短縮、振動や騒音の少ない工法など検討する」と答えました。
