６月議会一般質問で10日、三浦幸雄議員は小児ワクチン接種の問題を取り上げました。■ワクチン接種
三浦議員は、「最近次々と小児ワクチンが認可され、ヒブ感染症、肺炎球菌、おたふく風邪、水ぼうそう、子宮頸ガン等の任意接種が広がってきた。自己負担が重く、定期接種化や公費助成を実現すべきだ」と求めました。
山木知也健康福祉部長は、「５種類の任意接種で自己負担額は１人当たり男子７万８千円、女子12万３千円かかる。全額公費でみると、市の持ち出しは年間約１億８００万円となる。現状の予防接種予算は８３００万円であり、新たな財源手当は難しい」と答えました。
特に子宮頸がんワクチン接種に対する自治体の公費助成は、県内でも大蔵村が今年７月から、最上町が10月から小６～中３の生徒に実施、村山市が来年度から小６生徒にそれぞれ全額補助で実施するとして広がっています。
三浦議員は改めて公費助成を強く求めまし
た。
■道路整備等
三浦幸雄議員は道路整備等について、「①大山３丁目７街区、８街区の砂利道と側溝整備、②旧大山街道と市道みどり町大西２号線との交差点付近の改良、③新海町地内、山川不動産脇の十字路に信号機設置を取り上げました。
志田忠建設部長は、「①くぼみ補修に砂利の補給などおこなっていく。②沿線に住宅が密集し、拡幅や改良は困難と考える」と答弁。秋野友樹市民部長は「③市としても信号機設置要望や安全対策を求めていく」と答えました。
