▼５日、山形市総合スポーツセンターで行われた「井上ひさしさんありがとう・九条守る会結成５周年記念県民のつどい」に千人が参加しました。
▼秋葉忠利広島市長は「核兵器のない平和な世界をめざして」の記念講演で「原爆投下で生き地獄にあった被爆者が発する『報復ではなく核廃絶』という和解のメッセージを劣化させずに伝達し世界中に広げたい」との思いを語り、原爆の凶暴さ、被爆者の様子を写真で紹介しました。
▼広島市が呼びかけた「平和都市会議」に１４３カ国３９６５都市（国内７３３都市）が加盟。県内９都市に鶴岡の名はありません。
２０２０年を核廃絶の目標とし、広島オリンピックを招致する意義も知りました。
▼「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」被爆者の思いに近づくため「見るべき映画」として「渚にて」「日本の青空」「父と暮らせば」等をあげた秋葉市長は「平和の語り部」という思いを強くしました。原爆詩人・正田篠枝の歌「太き骨は 先生ならむ そのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり」に涙しました。
▼井上麻矢さんの「父・井上ひさしは、大江健三郎さんたちご一緒に始めた『九条の会』をとても大切にしていた。今でも本棚に生きている」とのあいさつはとても印象的でした。
▼むずかしいしいことを やさしく
やさしいことを ふかく
ふかいことを おもしろく
▼できない！（県議 笹山 一夫）
