子どもに自衛隊の制服は中止して！

女性団体が要請

　新日本婦人の会鶴岡支部（門脇フミ子支部長）と田川地区母親連絡会（戸村雅子会長）は４月19日、自衛隊山形地方協力本部鶴岡出張所に対し、自衛隊イベント活動についての要請をおこないました。

　鶴岡市内のエスモールで、４月13日から25日まで「自衛隊活動写真展と自衛隊ミニ制服を着てみよう！」のイベントがおこなわれたのに対し、�@自衛隊の活動の一面のみ印象づける写真展は止めてください。�A24日、25日の子どもに制服を着せることは中止してくださいーの２点について要請書を提出しました。

　自衛隊鶴岡出張所では、「災害派遣・国際貢献について自衛隊の姿を広く国民に知らせるイベントで何ら問題はない」と答弁。それに対し、「インド洋やソマリア沖への自衛隊の派遣の実態、名古屋高裁での違憲判決、子どもたちに制服を着せることは人格育成にふさわしくない」ことなどを強く訴えました。