▼３月末で「鶴商連スタンプ」が幕を閉じます。荘内日報は「60年代に鶴岡商店街連合会の事業として開始し全国的に注目を集め」たが「郊外店の進出等で、加盟店が２５０店から１７６店に減り、スタンプ売上も７７５６万円から１０２０万円に減少した」とその経緯を報じています。
▼08年に発足した「鶴岡市中心市街地活性化協議会」の委員に「銀座」「駅前」「日吉町」「みゆき通り」「南銀座」「山王」の各商店街振興組合が名を連ねています。
しかし「県連合会」に加盟しているのは「銀座」と「山王町」のみというのが現実です。
▼「庄内信販」（76年発足）は07年に「荘銀ジェーシービー」となり解散しました。
「山形信販」（86年発足）は、06年「山銀ジェーシービー」に商標変更し「店名入りカード」からＪＣＢ機能を奪いました。
その「山銀ジェーシービー」を「山銀デーシー」（ＹＤＣ）が吸収するので「加盟店契約」を３月で打切ると通告してきました。
▼地元商店と信販が提携開拓した顧客を、「大きいことが便利」の一言で大資本が収奪する横暴に対し、消費者はもっと目を光らす必要があります。（県議 笹山 一夫）
