▼庄内産直センター（佐藤光雄組合長）第22回総会と「グリーンウェーブ大収穫祭」が10日、鶴岡市農村センターで開催され、参加し、学び、食べ、楽しみました。▼８月１日「米価急落」の事態を受け、庄内町、三川町、農協、土地改良区、農業委員会、生産者組合、米穀商、共立社、医療生協、全商連等は実行委員会を結成し「黙っていられない市民大集会」を開催しました。
▼更に、横浜市の保育園では「米価急落 ！日本の農業守ろう ！農家応援米販売運動」が取り組まれました。
庄内産直センターの呼びかけで｢ものを作ってこそ農民、人を育ててこそ保育｣の共同が実践されたのです。
庄内産直センターの組合員１４２世帯。取扱高２億４３００万円（うち米１億７６００万円）。増収増益の決算です。
▼県は、農業産出額を２０１２年度３千億円に増やす方針です（07年度は２千億円）。そのため、農業者が加工や流通(２次及び３次産業)に関与する農業の６次産業化を目標にしています。
▼農業者が開設している直販所は１７６カ所あり、販売額は54億８千万円(平均３１１３万円)。加工所は３９１カ所あり、販売額は21億９千万円(平均５６０万円)。庄内産直センターは直販所がないためカウントされていません。
県の施策を推進するためには、農業の多様な実態を正確に把握する必要があると考えます。
▼県農民連が９月議会に提出した「日米ＦＴＡ交渉反対」の請願は県内各自治体で採択されました。消費者もしっかり声を上げ、運動の輪を広げましょう。（県議 笹山 一夫）
