９月議会終わる

米価急落対策の実施求める請願

自公（新政・黎明公明）が反対

　鶴岡市の９月定例市議会は、18日終了しました。

　２００８年度の一般会計と特別会計、病院と水道事業会計の各決算、09年度一般会計などの補正予算等当局提案25件は原案通り賛成多数で可決・認定し、意見書２件の提出を決め閉会しました。

　日本共産党市議団は、08年度一般会計、国保・介護保険・後期高齢者医療保険各特別会計に反対しました。

　また、鶴岡市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、東部保育園の民間委託に関わる指定管理者の指定についても反対をしました。

　本年度一般会計補正は、国の補正予算を受けた経済対策事業を中心に21億５３２５万９千円を追加し、総額を６３０億３５８万五千円になりました。

　主な歳出は、七五三掛地区生活再建支援、小・中学校や地域公民館などのテレビの地上デジタルなど教育施設情報通信環境整備、温海小体育館の耐震改築工事などです。

　市議団が紹介議員になった米価急落対策の実施を求める意見書提出に関する請願、ミニマムアクセス米の義務輸入中止を求める意見書提出に関する請願２件は、新政クラブ(自民)）、黎明・公明（自民・公明）が反対し不採択になりました。

　日米ＦＴＡに反対する意見書提出に関する請願は、鶴岡市農協などが提出した請願と同趣旨のため、みなし採択となり、意見書として国に提出されることになりました。