原水爆禁止願う

国民平和大行進

問われる市の姿勢

　２００９年の国民平和大行進の鶴岡の日程が別表のように予定されています。

　今から51年前に始まった「行進」は、毎年10万人の人々が参加する国民的行動となっています。
　
■世界と日本の世論の高揚

　今、核不拡散条約再検討会議を来年に控え、核兵器廃絶を求める世界と日本の世論が高まっています。

　それは、オバマ米大統領が４月５日、チェコのプラハで行った核兵器に関する演説で、｢核兵器のない世界」の実現に「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動すべき道義的責任がある」と、米大統領として初めての見解を表明したことにも現れています。

　一方、海賊対策を名目にした自衛隊の海外派兵・派兵恒久法制定の策動など、平和を脅かす重大な動きも進められています。

　こうした中で行われる今年の平和大行進は、
極めて大きな意義を持つものとなっており、鶴岡でもこれを成功させるための取り組みが期待されています。

■市はまともな対応を

　行進は、鶴岡田川地区の３日間の日程の中で、管内の各自治体に対して、「非核日本宣言」署名への賛同、行進歓迎集会での激励挨拶などを要請しますが、富塚市政はこれまで、歓迎集会に出席したことも無く（メッセージのみ）、核兵器廃絶を願う種々の署名にも賛同していません。

　庄内の３自治体（合併前は８自治体）の中でも特異であり、市民の願いに反し、市の平和都市宣言」の趣旨にもそぐわない姿勢です。

　市民世論で包囲し、態度を改めさせなければなりません。

☆主な地点の予定時間です。
　☆１１（木）１３：３０　　　秋田からの引継ぎ集会。