▲齋藤知事の基本理念は「公助」中心の社会システムを「自助」「互助」の社会に変えることです。４年前の知事就任時の小泉総理から安倍、福田、麻生と目まぐるしく変わりましたが小泉流「構造改革」路線は変えていません。
▲「骨太方針」は、社会保障分野で毎年２千２百億円削減の痛みを国民に押し付けました。
齋藤知事も「骨太方針」と軌を一にし「乳幼児医療費無料化制度で所得制限を強め８千人を対象外に」「私学助成の削減」「社会福祉法人への利子補助削減」などを強行しました。
県民要求に基づき実現した諸施策を敵視し、廃止する方針です。私学助成の充実を求め県庁広場に集まった高校生から会場使用料９万円を徴収したことが典型です。
▲齋藤氏は自民党に依拠し選挙戦を進めています。加藤紘一氏は「(自民党は)反共と経済成長という結党時の歴史的使命を終えた。ものをまとめる責任能力が評価されてきたが、安倍晋三、福田康夫両首相の政権投げ出しで、統治能力にクエスチョンマークが付いている」と述べています。
この自民党に依拠した山形県政を想像できますか。米国では「チェンジ」を合言葉に新大統領が誕生しました。山形県は吉村みえこ知事のもとで「チェンジ」を実現しましょう。(県議 笹山 一夫)
