鶴岡市議会12月議会終わる

公民館使用料の値上げに反対

　12月市議会定例会が19日、閉会しました。

　日本共産党市議団は市長提案の１１３議案のうち、公民館設置管理条例の一部改正と体育施設使用料条例の一部改正、及び西部児童館指定管理者の指定の議案の３議案に反対しましたが、全議案が議決されました。

　公民館では、５２４室のうち２５８室（49％）が大幅な値上げになります。

　合併調整の課題の一つでしたが、公民館は本来、主要な社会教育施設の一つであり、使用料は無料を原則にすべきと主張しました。

　西部児童館は地域住民の長年の要望で建設されることは賛成ですが、学童保育の運営について一年生から二年生を児童館、他は他施設と、学童保育の特質である異年齢の集団保育を否定する考えを当局が示したので反対しました。

　体育施設使用料条例については、合併調整課題として受益者負担原則で料金の調整が図られたので問題であり、関連して鶴岡水泳連盟幹部による横領事件の舞台とされた市民プールの管理について、長年にわたって不明瞭、不公正な問題を総括する姿勢を欠いていることに反対しました。