「鶴岡市に平和都市宣言を求める会」が25日、鶴岡市に対する要請行動をおこない、23人の市民が参加し、関徹市議が同席しました。市当局は、青木総務部長、斎藤総務課長らが応対しました。
市当局は「６月に申し入れをいただいたがその後状況は変わっていない。平成19年３月に『非核平和都市宣言を求める請願』が提出された際に、『非核』の文言を外して採択された経過を受けて、議会にたたき台を示した。各会派の協議に移っている」などと答弁。参加者から次々と抗議の声が上がりました。
「市としては、核兵器廃絶の問題をどう考えているのか」
『非核』は、与党会派も当然の前提としながら、標題などから外したもので、それを理由に文章全体から無くしてしまうなどと言うのは間違い」
「長年核兵器廃絶の運動に取り組んできた。廃絶を求める世界の流れが強まりつつある時に、こんな宣言を出していいのか」
「核兵器廃絶の代わりに『大量破壊兵器』では、市民として恥ずかしい」
「『核兵器廃絶市民会議』に鶴岡市も参加を」
１時間近いやりとりの後、「市として責任を持って、核兵器廃絶が入った宣言をまとめて欲しい」と再度要請して行動は終了しました。
