人間ドック全年齢が対象に

葬祭費は最低の５万円に統一

　鶴岡市国民健康保険運営協議会の平成19年度第５回会議が７日開かれ、関徹市議が委員として参加しました。

　会議では、平成19年度補正予算、今年４月からの健康診断制度の変更による「特定健診実施計画」と自己負担額、葬祭費支給額の統一、人間ドッグ統一の方向性が決められました。

　関徹市議は「特定健診」について、

　�@健康状態全般を対象に早期発見・早期治療のための健診から、メタボリック対策の対象者を発見し改善の成果を競わせ、医療費を削減するための手段とされる。

　�A国民の健康状態の悪化は、労働環境、生活環境の悪化などが背景にあるにも関わらず、その対策は採られず、個人の努力による生活習慣改善のみが求められているーと問題を指摘して反対しました。

　「葬祭費支給額」を５万円に統一することについては、

　�@旧市町村間の相違点の統一は、慎重な検討と十分な住民の合意が求められる。

　�A国保税増税が「合併後最大の痛み」として受け止められたことは、特に留意しなければならない。

　�B財政的には、平成19年度末見込みで、財源留保額が16億７４７４万円余りに達しており、葬祭費を一番低いところまで下げなければならない理由はないーと指摘して反対しました。

　人間ドッグの統一は、「来年度から全年齢で受けられるようにする」という方向性のみの確認で、自己負担額については来年度の課題ということになり、賛成。平成19年度補正予算にも賛成しました。

　最終回の18日には、平成20年度事業計画・税率等、関係条例改正が予定されています。

葬祭費現行支給額

人間ドック現行制度