後期高齢者医療制度の中止求め下水道料金値上げに反対

共産党市議団

鶴岡市議会12月議会終わる

　12月市議会定例会が21日、閉会しました。

　日本共産党市議団は市長提案の24議案のうち、後期高齢者医療制度導入に関する議案と、合併による下水道料金統一に向けた料金改定（一部大幅な値上げを含む）の議案７議案に反対しましたが、全議案が議決されました。

　請願審査では、党議員団が紹介議員となった、私学助成の充実を求める請願、飼料価格の高騰による農家負担の軽減と国産飼料の増産を求める請願、アメリカ産牛肉の輸入条件緩和に反対し全頭検査への予算措置の継続を求める請願は採択されました。

　後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願は不採択。品目横断的経営安定対策の見直しと多様な担い手の育成を求める請願、ＥＰＡ路線を転換し、自給率の向上と食糧主権にもとづく農政を求める請願は、新政クラブが常任委員会では一部項目に賛成し、採択しながら、本会議で反対し、不採択にしました。

　この議会運営をめぐって議会が一時中断紛糾、議長と産業建設常任委員長が議会運営委員会で陳謝しました。