田川革新懇が憲法学習会

「平和への想い」語る

　鶴岡・田川革新懇主催の憲法学習会が９月28日開催されました。

　参加者は約50人で、小竹輝弥さんが挨拶と情勢報告をおこないました。

　脇山淑子弁護士が映画「日本の青空」の感想を述べながら、憲法はアメリカからの押しつけと思っている人もいるが、民間の研究会の案も採り入れられたことがよく分かる映画と紹介しました。

　大高全洋・田川食健連会長は、「憲法に『食糧』『農業』の言葉は出てこないが前文の『恐怖と欠乏をなくす』に凝縮されている」とのべ、恵庭事件、長沼事件を農民による自作自営を守る闘いとし、憲法25条のナショナルミニマムの実現こそ大切と述べました。

　木村宏嗣・県宗平協事務局長は、「平和の問題を心の問題でなく現世の問題として祈りの心を行動へと賛同者を募っている。『平和』とは、平らな平原で穀物で口が満たされるという意味を持つ」と述べ、それぞれの見識で平和への想いを語りました。