鶴岡市議会９月定例会が６日開会され、10日、日本共産党市議団が一般質問をおこないました。加藤 違法、不正行為を内部告発、公益通報した人を保護する「公益通報者保護法」が06年４月から施行された。
民間からの通報に対する窓口を設置し、市職員等による公益通報の体制と、通報者保護の条例をつくるべきだがどうか。
総務部長 法施行後１年であり、課題も多く慎重におこなう必要がある。
窓口は当面それぞれの組織、課で対応し、条例は他市の状況も調査し検討する。
■施設の利用料減免
加藤 障害者の利用料減免が適用になっている施設は現在、加茂水族館、市民プール、アートフォーラム、アマゾン資料館、由良フィッシングセンター、一本木スキー場と聞く。
他の教育施設、第３セクターの温泉施設の減免はどうか。
健康福祉部長 市の施設の減免状況を調査、整理し、温泉等も含め、重度の障害者も利用しやすいように環境整備をすることが重要と考える。
■ブックスタート
加藤 ブックスタート事業は、乳幼児検診に参加した赤ちゃんと保護者に絵本をプレゼントし、情操と人間性の発達に大きな効果が期待されている。
藤島、羽黒、櫛引地区で取り組まれているが、市全体の取り組みにできないか。
教育次長 鶴岡、温海では読み聞かせの会で成果を上げている。
親と子が本に親しむきっかけづくりであり、ブックスタートの形はそれぞれ地域で多様である。どのような形がいいのか関係者で検討している。
