▲庄内の12商工会は合併を選択しました。07年４月、余目と立川の商工会が合併し「庄内町商工会」が発足しました。
08年４月、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海、大山及び三川の７商工会が合併し「庄内南部商工会」、八幡、松山及び平田の３商工会が合併し「庄内北部商工会」が誕生します。
▲商工会の財源は県補助45％、町村補助10％、会費12％、その他33％です。
事業は、小規模事業者に対する「経営改善普及」が主で、収益事業は禁じられており、人件費支出が高くなる仕組みです。
補助金を出す町村が12から３に激減し、県も「県職員の人件費２割削減」を補助金交付団体にも適用する方針です。
▲10日「庄内地区選出県議と庄内地区商工会正副会長の意見交換会」で、小野木覚・庄内地区商工会長会連絡協議会長は、「農業の衰退が商工会員の減少につながった。県内では初めて合併した。県の補助金削減５年猶予策では不十分だ。補助事業も提示して欲しい」と訴えました。
まさに苦渋の選択です。
▲県商工会連合会補助金は９億８４００万円となっています。（県議 笹山 一夫）
