▲山形県内で排出された04年度のごみの量は45万トンうち39万トンを市町村が処理しました。これに要した経費は92億円で毎年増えています。
トン当り２万３２２２円。１人当り７４３４円です。
一日１人当たりのごみ量は８８４㌘で佐賀県と並び最少です。
県はごみが少ない理由に、
①町内会等の集団資源回収やマイバッグ持参運動
②ごみを堆肥などにしてリサイクルしている農村部が多い
③ものを大切にする県民性などを挙げています。
最少の朝日町が４８５㌘、酒田、鶴岡、新庄、山形市は千㌘を超えています。
▲ごみを減量すれば経費も削減出来ます。
そのための分別収集は高畠町が17区分、県平均は９区分。10年後７８０㌘に減らすことを県は決めました。
そのため日常生活で誰もが出来ることとして、
①ごみの発生を抑制する→買い物袋の持参
②再使用の推進→フリーマーケットの活用、一升瓶等の再利用
③リサイクル→資源回収。などをあげています。
ごみ埋め立ての最終処分場の能力は15・６年分です。（県議 笹山 一夫）
