▼県議会は「政務調査費等検討委員会」を設置しました。共産党は、01年３月の条例制定時から「領収書添付」を要求、その後、笹山議員は自主的に領収書を添付してきました。
共産党は、８名構成の検討委から排除されましたが、毎回オブザーバー参加し発言していきます。
▼県議団は、学者や技術者からなるプロジェクトチームで、コンサルタントが作成した県の「最上小国川の穴あきダムの建設計画」の分析会議をおこないました。
その結果、「国の技術基準」よりも過大な数値を盛り込んだ「ダム建設推進計画」であることを明らかにすることができました。
国土研（京都）のメンバーは「全国の計画書と手法が同じ」と断罪しました。
現地では共産党県議の名刺を見て「この豊かな清流を残してほしい」と訴えられました。
▼今年は12年に一度、地方選挙と参議院選挙が重なる選挙の年。春からの地方選挙で共産党は遠藤聖作・寒河江市議（７期）、菅野駿・尾花沢市議（７期）、二戸正・最上町議（６期）、黒澤長彬・飯豊町議（４期）、渋谷清・西川町議（３期）が退任しましたが、後任候補を擁立できず５議席を失いました。
また立候補した佐竹典明・白鷹町議２期、高山信男・大蔵村議１期、今野孝・東根市議１期、安食輝敏・戸沢村議４期が落選し、更に４議席を失いました。
いずれの選挙区でも定数が削減、確かな野党が不在となり民意が届きにくくなりました。
落選した佐竹典明氏は県選管に「選挙無効」を訴えており、近々結果が出ます。（県議 笹山 一夫）
