▼日本共産党演説会が25日、山形市の県民会館で開かれました。中央弁士は、市田忠義書記局長と紙智子参議院議員。市田さんから「党議席の重要性」ということで私の議会活動を紹介していただきました。
地元弁士は参院選山形選挙区候補の佐藤雅之さん、県議候補の渡辺ゆり子さん（山形市）と長谷川肇さん（酒田市）。
私も持ち時間の５分間、力一杯訴え、１１００人の聴衆から大きな拍手をいただきました。
▼県民税の納税者が05年度の52万人から06年度は56万２千人に増えたことが分かりました。
近年の漸減傾向から４万２千人も増えたのは、老年者控除と定率減税が廃止されため、非課税だった年金受給者が課税された結果です。
自民・公明政権が「弱いものいじめの政治」であることを数字で鮮やかに証明しました。
▼案内者が「無理しなくてもいい」と声をかけた訪問先で、「大丈夫だ」と答えた方が、２本の杖を突いて玄関まで出てきて、「今の政治は、私のような者は『早くあの世に行け』と言っているようなものだ。自分も電話なら出来る。議会に声を届けて欲しい」と訴えられ、「石にかじりついても！」と決意を新たにしました。
▼４年振りに訪問。「元気だか」と大声で怒鳴ったら「オメ入って来い」と茶の間から返事。聞けば「81歳なった。冬の３ヶ月間施設に入って、今週帰ってきたばっかりだ」とのこと。
パンフレットの表題「介護で泣かせない山形県」を指さし、「この通り頼む」と言われ責任の重さを痛感しました。（県議 笹山 一夫）
