ゴミ処理、消防の事務組合解散

市議会臨時会　可決

　鶴岡地区消防事務組合と鶴岡地区衛生処理組合の解散について、臨時市議会が16日開かれ、関連議案を全会一致で可決しました。

　鶴岡地区衛生処理組合の財産は、すべて鶴岡市に帰属。鶴岡地区消防事務組合は、消防ポンプ車を除く三川分署の庁舎と設備品を三川町に、それ以外の財産は鶴岡市に帰属することになりました。

　三浦幸雄市議が、一部事務組合解散の提案に対して当局に質問しました。

　三浦市議は「共産党市議団は、鶴岡市が三川町に解散を通告した時点で、一方的な通告でなく、双方話し合いで合意すべきものと主張し市長に申し入れた。今回、両市町が合意しての提案となったことは結果として良かったこと」と述べ、「解散にともなう消防事務組合職員２０３人の今後の身分保障はどうなるのか」と質問しました。

　長谷川政敏消防長は、「解散にともないいったん失職するが、不利益が生じないように鶴岡市に引き継ぐ」と答弁しました。

　今回は、一部事務組合の解散に関する議案でしたが、鶴岡市が三川町から受託するゴミ処理と消防、介護認定の条件については３月議会で審議されます。