関徹市議は、学校施設・設備の安全管理について質問しました。４月に朝暘一小で発生した体育館照明灯の落下事故の問題で、市長・教育長の保護者への謝罪が無いだけでなく、同事故について保護者への報告も当初なかったことを指摘し、施設・設備の安全点検の改善について、次の提言をおこないました。
①遊具等の専門業者による点検の実施と点検の際の補修の実施。
②高い所に設置されている設備の定期的な・専門職員による調査の実施。
③建物全体の点検は、法定では「３年に１回」となっているが、状況に応じて、必要な回数・内容で実施すること。
さらに耐震診断と工事の現状について質問しました。
■教育長が陳謝、改善の意向表明
斎藤英雄教育長は、一小の事故について陳謝するとともに、事故防止と情報提供の改善の意向を表明しました。
また全小学校中学校幼稚園で緊急の安全点検をおこなったことも報告されました。
今後の点検の具体的なあり方については、関市議の①～③の提言の方向で改善を図っていくという趣旨の答弁がありました。
学校施設の安全管理については、国の基準が不十分であり、予算措置も貧弱であることが根本問題ですが、旧鶴岡市の校舎の老朽化がそれを深刻にさせています。
