朝暘１小体育館の天井から落下した照明器具鶴岡市立朝暘第１小学校の体育館で４月20日、スポ少活動中に天井の照明灯が落下する事故がありました。
照明灯は直径約30㎝、重さ約１㎏で、天井の高さは約７ｍもあり、あと数ｍずれていれば大変な事態も懸念される重大事故でした。
長年の間、何度かボールが当たっているうちに強度が低下して破損したものと見られています。
党市議団は直ちに朝暘１小などを調査し、国会議員団を通して文部科学省の方針なども把握した上で、５月10日に教育長への申し入れをおこないました。
10～11日に新聞・テレビなどで一斉に報道され、市長は定例記者会見の中で、党議員団の要請項目である「全小中学校の安全点検」「１小の早期改築」に取り組む考えを表明しました。
住民の運動と党市議団の追及が結びついて、今回の市長表明となったものです。
■住民運動と党市議の取り組み
１小は昭和34年建設で、校舎・体育館全体が老朽化して激しく痛み、昨年８月に地域ぐるみの「建設期成同盟会」が設立されて市に要望書を提出。今年２月にも新市・市議会に対して再度の要望書が提出されていました。
関市議も12月定例市議会で取り上げるなど、改築を求める取り組みをおこなってきました。
旧鶴岡市では、４小、大山小も同じように老朽化が進んで「全面改築が必要」とされており、それ以外の学校でも改修必要な箇所が山積しています。
学校改築・改修を怠って落下事故を発生させ、その事故を公表しないできた富塚市政の体質が大きく問われます。
