㈲良書センター鶴岡書店が３月末で閉店し、それを惜しむ人たちで「ありがとう！鶴岡書店のつどい」が22日、こぴあ２階ホールで開かれ、１２４人が出席しました。鶴岡市出身の詩人、土井大助氏が東京から参加し、「良書や児童書、郷土出版に大きな役割を果たしてきたが、書店業界の競争原理のもとで閉店は本当に残念。しばらくの冬眠と思って、新たな再出発を期待したい。」と述べました。
童話画家の土田義晴氏はメッセージで、「十数年前から庄内で原画展をするきっかけを作ったのが鶴岡書店。クマのような佐藤社長から、東京で稼いだ金を少しでも生まれたこの地に残していくもんだぞといわれた言葉を思い出します。鶴岡書店は大事なタカラモノ。閉店は本当に残念です。」と寄せています。
「藤沢周平ゆかりの地図」など出版物は閉店後も引き続き対応していくとのことです。
なお、生協経営で「こぴあ八文字屋」が４月からオープンしています。
