▼12月６日、県は07年度一般会計要求額５７９４億円を示しました。これから知事査定を経て、来年２月の県議会に予算案が提案されます。
６日、共産党県委員会は齋藤知事に「予算要求書」を手交し懇談しました。
知事｢来年度の予算査定では①｢息吹｣を形にする。②｢若者｣を山形に惹きつける。③「手触り感」のある県政の推進の３本柱を基本に、有限財政と無限要求を調和させる。｣
笹山「06年度予算編成では、県民要求で実現した県単事業を『非義務』と定義し『見直し』『切捨て』をした。知事は財政の健全化を強調し、『地方自治の本旨である住民福祉の増進』を彼方に追いやったため、市長会や福祉団体から批判の声が大きくなった。そのため一部を軌道修正するが、07年度県政運営の基本方針で①聖域なき歳出削減額は『県財政の中期展望』に基づき06年度比マイナス１２０億円程度②プライマリーバランスの黒字と利払い費の均衡達成の方針を掲げており、県民要求の実現は『画餅に帰す』ことになる」と批判しました。
▼「笹山一夫県議と語る会」で次のような意見や疑問が出されました。
○「障害者自立支援法」の法律に「自立」の文字が入っているが正反対の法律だ。この法律に名前を付けた人は誰ですか。」
○「町内会の防災組織を市から要請されたが、名簿の作成は個人情報の侵害だといわれ、頓挫しており、非常時に役立たない。」
○「来年度から『緑環境税』の創設が県議会で決まったと新聞で読んだが、十分な説明もなしにとんでもない。反対です。」
私も同感です。（県議 笹山 一夫）
