鶴岡市議会12月定例会一般質問が７日おこなわれました。三浦幸雄市議の質問要旨を掲載します。
三浦 昨冬は昭和58年に次ぐ２番目の豪雪記録となった。市民生活への被害と除雪要望は多方面にわたった。
一つは、５中に通学する県道の歩道が片側だけしか除雪していないので、豪雪になると歩道を歩くことができない。大型車の運行多く大変危険である。その対策はどうか。
建設部長 昨年12月に教育委員からこの区間の両側の除雪要望が出され、県へ要望した。県は機械能力の面で除雪延長ができないとのことで、教育委員会及び学校側と相談し、国道１１２号から学校までの東側、備中街道の交差点から学校の反対の西側を除雪することで対応した。
■交差点の除雪重要
三浦 道路交通の安全確保のためには交差点の除雪は大変重要だが。
建設部長 昨年は豪雪でやむを得ず交差点にも雪を置かざるを得なかった。市街地主要交差点や特に除去の良くない個別２００カ所の交差点と主要道路22kmなどの排雪作業を実施した。昨冬は多く要望が寄せられ、車輌や歩行者の安全に配慮した除雪に努める。
■高齢者世帯の除排雪対策求める
三浦 大山地区の市民生活実態調査では、高齢者世帯の24％が玄関前等の除排雪ができないと回答している。対策が必要だが。
健康福祉部長 地域での見守りやボランティアなどが必要不可欠だ。地域づくりの一環として対応を強化していきたい。
■生活保護の申請
三浦 生活保護の申請書類は、相談者にまず渡し、その後に説明や確認をおこなうべき。
健康福祉部長 保護の相談や申請は他の給付のように機械的におこなわれるものではない。相談者と福祉事務所との信頼関係のなかで、回を重ねながらおこなう必要がある。
■保護の基準引き下げ
三浦 老齢加算の廃止や母子加算の削減の動きなど生活保護の基準引き下げがおこなわれている。保護世帯の生活状況をどう把握しているか。最低生活保障をどう考えているか。
健康福祉部長 この度の基準見直しはやむを得ないと考えるが、その影響について特段調査はおこなっていない。深刻な影響が出ているか注意を払っていく。
