共産党議員団が政府予算要望

学校施設や福祉用具貸与などで省庁交渉

　日本共産党山形県委員会の政府予算要望交渉が10月25日おこなわれ、鶴岡から笹山一夫県議、関徹市議が参加しました。

　交渉団は、佐藤雅之参院県選挙区予定候補と県内各地の党議員など12人が参加し、紙智子・大門実紀史参議院議員、高橋ちづ子衆議院議員が担当省庁毎に同席しました。

　交渉は、事前に提出した計65項目の要望について、農林水産省、総務省、文部科学省、経済産業省、厚生労働省、環境省、国土交通省の各省庁の回答を受けておこなわれました。

　関市議は、学校施設の安全確保・校舎改修の問題、介護保険の福祉用具貸与制度改悪の問題（いずれも厚労省管轄）について対策を求め、校舎の問題では担当官が「貴重な情報を教えて頂いた。今後も状況把握に努めたい」との答弁がありました。

　福祉用具では関市議の「除外された人の中でも医療的必要性のある人、『立ち上がり』が困難な人、独居高齢者などには直ちに貸与を再開すべき」との追及に対して、「医療面の状況について実態調査をおこなう予定」との答弁がありました。

　他に、「大網・大泉特定郵便局の集配業務廃止の当面延期」「ＪＲ羽越線の安全対策及び利用者の利便性の向上」などについても取り上げられました。