包括支援センター不適切会計

市議会 会派代表者会議

　市議会会派代表者会議が２日おこなわれました。

■土砂崩れ復旧の専決処分

　会議では、旧朝日村の林道花戸線災害工事復旧費用について、新たな土砂崩れに伴う請負金額の変更（１億５４３５万円から１億６３３１万１５７０円）の先決処分の説明を受けました。

　また包括支援センターの工事費、備品購入費の不適切支出についての説明がありました。

　今年４月３日の開設に向けて準備中、パーティションや応接セット等が必要となったものの、新たに工事費等が必要となった場合は財政課と協議し、予算措置を取らなければならないのに協議をおこなわず、約４８０万円を消耗品費として随意契約で処理していた、と説明し、あってはならないことと謝罪しました。

　新政クラブ、黎明・公明クラブは「起こってしまったものは仕方ない。今後起きないように」と発言しました。

　加藤太一市議は「このような事態になった原因を明らかにし、二度と再発しないように教訓を明らかにすべき」と主張しました。

　不正処理の背景には、包括支援センターの開設計画が不備なまま実施に踏み切ったことにあります。