来年の参院選といっせい地方選勝利をめざす日本共産党演説会が21日、出羽庄内国際村を会場に２５０人を超える参加者で開催されました。笹山一夫県議は、「共産党の議席がなくなった４年間、県政は腐敗の温床だった」とのべ、不正の追及に奮闘したと報告。介護保険制度の改悪で悲鳴が相次いでいる実態を紹介し、来春の選挙は、介護で泣かない山形県をめざし奮闘する決意を述べました。
佐藤雅之参院選挙区候補は、「正社員が減って派遣社員が増え、請負企業と派遣業者がピンハネし、結局泣くのは労働者。格差社会をつくり出した自公政権と大企業の責任を追求するためにも国会で働かせてください」と訴えました。
紙参院議員は、北朝鮮の核実験に対し、制裁のみの決議でなく日本共産党が提案した「核開発の放棄」が盛り込まれたことを紹介し、国際社会が一致団結して問題の解決に取り組むこと、外交的、平和的に取り組むことが大切で、「周辺事態法の発動や核武装をするべきだと主張することは許されない」と厳しく批判。教育基本法の「改定」を許さない運動など悪政を一緒に変えようと訴えました。
