合併の現実に厳しい声

共産党鶴岡地区の市民アンケートから

　新鶴岡市発足から丸一年が経ち、旧町村を中心に合併の弊害を訴える声が強まっています。

　党鶴岡地区委員会は、「市民アンケート」を配布し、意見や要求を取りまとめています。

　合併後の市政について、「議員も少人数のため遠い存在になり、議会での様子も見えてこない」、「合併前より要望の実現に時間がかかり過ぎる。支所職員も元気が無い」、「合併になって幻滅だけで生活していくのは悲しい。何年か先に温海庁舎も消える事も耳にしますが、対等合併だったんでしょう？」等々、合併に関する厳しい批判が多数寄せられています。

　今、行政・議会に求められることは、「合併で良くなるはずだ」などという幻想を捨てて、市民の声に耳を傾けることです。

　党議員団は、当初から合併の誤りを指摘して反対してきましたが、これからも、財政難を口実にした行政サービス切りすてと市民負担増、とりわけ旧町村部の切り捨てを阻止するために頑張ります。