「鶴岡市議会議員政治倫理審査会審査結果にかかる措置」に対する日本共産党鶴岡市議団の見解と対応について
２０２2年12月14日
日本共産党鶴岡市議団は、「鶴岡市議会議員政治倫理審査会審査結果にかかる措置」に対する日本共産党鶴岡市議団の見解と対応について、菅原一浩議長に提出しました。
2022年12月14日
鶴岡市議会議長 菅原 一浩 様
日本共産党鶴岡市議団
団長 菅井 巌
長谷川 剛
坂本 昌栄
加藤 鑛一
令和4年１２月７日「鶴岡市議会議員政治倫理審査会審査結果にかかる措置」に対する日本共産党鶴岡市議団の見解と対応について
私たちの１１月２９日の「弁明書」が考慮されなかったことは遺憾である。
そもそも議員の政治倫理条例は、議員の地位利用や権力の濫用の行為をおこなわないことを決めたものであり、共産党市議団の広報「新つるおか」の発行活動は、政治倫理基準に該当するものではない。
政務活動費の会計処理は、議会事務局の助言と指導を受けて行ってきたものであり、政治倫理審査請求は、初めから政倫審で攻撃するという意図的なものである。
新政クラブの政務活動費の車賃（ガソリン代）については、議員の特権による公費の自家用車の私的流用であり、政倫審審査は当然である。
新政クラブは問題の個人責任を回避するため、政務活動費の手引きに責任を転嫁し、手引き見直しを図る中で共産党市議団を狙い撃ちしたものである。
新政クラブの議員に対する政倫審審査は、委員全員の賛成で審査に付し、違反する行為が存すると全委員が賛成して決し、措置については、議員の辞職勧告と議長による注意が２人づつであった。
今回の政倫審審査は委員の可否同数、委員長採決で審査に付し、違反する行為が存するとの採決も可否同数で、委員長採決で決し、新政クラブの場合とは審査経過が全く異なる。しかし議長の措置は同じ「公開の議場における陳謝を勧告する」であった。
公費の私的流用で犯罪にも相当する問題と、会計処理上の事務的な問題を、同じ措置で判断することは不当である。
よって、私たちの会派広報活動は、政治倫理基準に該当せず新政クラブと同じ措置の「公開の議場における陳謝」に従うことはできない。
以 上
・政治倫理審査会の審査結果に対する「弁明書」を提出しました（2022.11.29）
・鶴岡市議会において、３議員から共産党市議団４人に対し、「鶴岡市議会議員政治倫理条例」の政治倫理基準に違反するとして10月28日、審査請求が出されました。（2022.10.29）
