党演説会 紙参院議員訴え しんぶん赤旗東北版2006年10月24日
山形県の日本共産党鶴岡地区委員会は二十一日、紙智子参院議員を迎え、来年の参院選といっせい地方選勝利をめざす演説会を開き、二百五十人が参加しました。佐藤雅之参院選挙区候補は、「正社員が減って派遣社員が増えたことによって、請負企業と派遣業者がピンハネし、結局泣くのは労働者。ぼろもうけしている大企業にこそ責任を果たさせよう」と訴えました。
笹山一夫県議は、「共産党の議席がなくなった八年前、県政は腐敗の温床だった」とのべ、不正の追及に奮闘したと報告、「みなさんの情報が不正をただし、あばく力になる」と強調しました。介護保険制度の改悪で、利用者や介護施設の職員からの悲鳴が相次いでいると紹介し、介護で泣かない山形県をめざし奮闘する決意を述べました。
紙参院議員は、北朝鮮の核実験に対し、制裁のみの決議でなく日本共産党が提案した「核開発の放棄」が盛り込まれたことを紹介し、国際社会が一致団結して問題の解決に取り組むこと、外交的、平和的に取り組むことが大切で、「周辺事態法の発動や核武装をするべきだと主張することは許されない」と厳しく批判しました。
また教育基本法の「改定」を許さない運動が大切だと話し、「くらしや平和、あらゆるところでたたかってこそ展望は開ける。悪政を一緒に変えよう」と訴えました。
