長谷川剛議員　【賛成討論】　令和3年度鶴岡市一般会計補正予算（第2号）2021.07.02

２０２１年７月２日

　議第52号　令和3年度一般会計補正予算（第2号）について共産党市議団を代表して賛成討論を致します。

　農業経営者育成学校シーズに関しては、共産党市議団は今議会の総括質問でも農業公社化して運営すべきと主張してきましたが、「プロモーション活動」においても、市が責任を持って関わるべきであると考えます。

　この間の問題は、運営をヤマガタデザインにまかせにしてきたことが問題だと考えます。

　3月議会でプロモーション活動や学校運営など4項目にわたり付帯決議を出しました。

　それをうけ、5月19日に「シーズの現状と課題への対応状況について」議会に説明がありました。

　その中で、実習の指導体制の充実として「市有機農業推進協議会」や地元野菜農家が受け入れを始めています。

　このように今年度は、退校した生徒の指摘した点についても軌道修正しており、マンツーマンでの指導により、研修生の信頼を取り戻そうとしています。

　残った一期生は当初の目的に沿って取り組んでおり、地域で受け入れをすすめている方もいます。

新庄市の県立農林大学校では、加工部門をたちあげ軌道に乗るまで5年かかったと聞いています。

　シーズは、当初から有機農業という高いハードルがありました。

　単年度ではなく、一定の期間で見る必要があると考えます。

　議会としても、人生をかけて鶴岡に来た研修生を励まし、当初の目的を達成できるよう応援することが必要と考えます。

　以上申し上げ賛成討論とします。