日本共産党鶴岡市議団は1月6日、豪雪対策に関する要望書を鶴岡市の皆川治市長に提出しました。（2021.01.06）

２０２１年1月６日

　鶴岡市は鶴岡公園の観測地点で基準の70㎝を超え、７日以降も寒波の影響で大雪が予想され、市民生活に支障をきたす恐れがあることから５日、２０１８年２月６日以来３年ぶりに豪雪対策本部（本部長・皆川治市長）を設置しました。

　日本共産党鶴岡市議団は６日、鶴岡市長に対して「豪雪対策に関する要望書」を提出。市民部危機管理監の早坂進氏と防災安全課長の佐藤守氏が応対しました。

鶴岡市豪雪対策本部

本部長、鶴岡市長　皆川　治　様

2021年1月6日

日本共産党鶴岡市議団
団 長　加藤　鑛一

菅井　　巌

山田　　守
坂本　昌栄

長谷川　剛

豪雪対策に関する要望書

　日頃の市政運営に敬意を表します。

　1月5日、鶴岡公園の観測地点の積雪量が70cmを超え、今後も積雪が予想され市民生活に支障をきたす恐れがあるということから「鶴岡市豪雪対策本部」が設置されました。

　これまでの積雪により、市民からの除雪や排雪作業に関する要望が寄せられております。また、高齢者・障害者世帯など配慮を必要とする方々からも不安の声が寄せられています。

　さらに、気象庁の発表（5日12時）によると、1月7日から9日頃にかけて暴風雪と大雪が続く見込みとの発表もなされており、今後も厳重な警戒が必要とされております。

　つきましては、下記事項について至急対応をされることを要望いたします。

記

1、 道路、歩道等について市民生活に支障のない様に特に次の点を徹底すること

　　① 特に交通に支障をきたす横断歩道や交差点の除排雪を徹底すること

　　② 登下校時の安全対策として、通学路の除排雪を徹底すること

　　③ 県道の排雪を県に要請すること

2、 除雪の際に積み上げられ支障となっている箇所の排雪作業を急ぎ実施すること

3、 市内の一次排雪場所(公園等)が満積されていることから、その排雪場所からの排雪を急ぎ実施し、排雪場所を確保すること

4、 除雪作業、雪下ろし作業などの際の事故・ケガなど注意事項の徹底をすること

5、 高齢者や障害者など、要配慮者に対して聞き取りを行い、除排雪作業の支援をおこなうこと

6、 住宅や空き家等の実態把握をおこない、その対策を図ること

7、果樹やビニールハウス、農業施設等の被害防止を呼びかけるとともに被害の対策と支援を図ること

8、水道管の凍結・破裂によって漏水した世帯に対して、水道料金等の減額調整ができる旨の配慮説明を周知徹底すること

以　上

豪雪対策に関する要望書（PDF）